一限目の備忘録

苦悩は中毒性がある。

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  • 2019.03.26 Tuesday
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最初で最後の長文記事

創作活動から引退いたします。

 

 

以下、全て余談です

 

 

大学に入ったばかりのとき、とても絵の上手い人と出会いました。
その子は某イラストサイトでも時おり上位に来るくらいの、

線も色も綺麗で、醸し出す雰囲気も素敵なイラストを描いてました。


創作の世界に興味のあったわたしの目には、その子の描くイラストも

その子自身もとても魅力的に映り、学内で見かけたら声をかけるようになりました

ですがその子は、絵を褒められるのは嫌だとか、描くことを辞めたいけど辞められないとか言っておりました。
某SNSもやっていましたが、生まれてきた意味がわからないとか、病んだ文章や愚痴を呟いては消していました。

わたしはその時、こんな綺麗な絵を描いてるのに、中身はこんなに病んでるのか…と思いました

(後々、病みを抱えた人間こそ人の心に訴えかける作品を作れると感じるのですが)
一度は仲良くなりたいなと思いましたが、一緒にいると気を使いすぎ、

こちらが疲れてしまうように感じ、またその子も

わたしがそう感じていることを察知していると思い、関わることを避けるようになりました。

 

わたし以外の人間も、最初はその子のイラストに惹かれ、

彼女に興味深そうに話しかけるのですが、次第に離れていきました。
女子あるあるでしょうが「この子とは仲良くなれないな」と感じ(または自分のことをそう感じられると)

その状況がしばらく変わらないと、関係をフェードアウトし(され)ます。

怒ったり言い合いなどはせず、愛想笑いをしながら少しずつ距離をとり、最後は静かに去っていきます。

 

結局、その子に話しかける人はいなくなり、その子は大学に来なくなりました。

 

先月ふと思い出し、数年振りにその子のハンドルネームを検索したら、まだイラストを描いているようでした。

絵柄は僅かに変わっていました。キャラクターの目が霞がかって見えました。

好きで描いているというよりも、描かざるをえないというような印象です。

わたしは昔の絵柄の方が好きでした。

 

こういう経験は何度かあります。

 

わたしにとって創作の世界は、見た目は華やかだけど中身は黒く病んだ世界、という認識です。
実際に作る側になっても、その考えは変わりませんでした。

 

創作を通して得られたものは少なかったです。
フリーゲームというとても狭い世界で、自分のことを知っている人が少し増えた

という錯覚を得て、自尊心が僅かに満たされたくらいです。

 

またこの前、かねてより希望していた職業に就くことが決まったとき、

創作の世界から心が大きく離れ、現実の世界に向いたような気がします。

採用人数が少ない業界なので、内定はとても嬉しかったです。

そして、なにか望んだものを掴むには、やはり努力と運と周りの人間の支えが必要であることを再認識し、

お金を得ることは想像以上に大変だと感じました。

同時に、想像以上に有意義だ、とも思いました

 

そろそろ年齢的にも、自分の好きなものばかりを並べられるような、

甘い世界にいつまでもいるべきではないと思いました。

今後は現実の世界で時間と労力をかけたいです。

好きなことで努力もしたいし、人をちゃんと好きになってみたいです。

 


発信欲という言葉を授業で聞きました。

SNSなどで自分の投稿を多くの人に見て欲しい。「いいね」が欲しい。そういう欲です

現代人はこの欲を満たしたい気持ちが強い傾向にあるとのことです。

 

私はこう思う。私はこうしたい。私は昔…。
発信欲が強い人は、口にする言葉の主語が、常に自分なのです。広告のように。
わたしは欲と名のつくものは避け、欲を持たぬよう、

また自分に欲を向けられないようにしてしまうのですが、発信欲も避けたいと思いました。
創作も発信欲を刺激するものだと思います。満たされることはないと思いますが

 

自分のことばかり気にしている人は自信を持てない。

気持ちよく人と関わるには、ある程度の精神的余裕が必要だ。

そう思うのです。

 

「辞めたいけど辞められない」

わたしは創作の世界が持つ引力に縛られていた。

あの子と同じだったのかもしれません。

 

辞めたいけど辞められないという罪悪感や義務感から解放されて、毎日気持ちよく眠りにつきたい。

 

やっと決心できて、身軽になった思いがします。

 

今日まで拙作をプレイしてくださった方々ありがとうございました。

 

今後、なにかありましたらメールを送ってくだされば幸いです。

一限はやめ

2018.5.19


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  • 2019.03.26 Tuesday
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  • 13:30
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